プロトンの実績

2010年メキシコ湾原油流出事故

2010年4月20日、アメリカ合衆国メキシコ湾にてBP社の石油掘削基地が爆発し、同基地から大量の原油が海洋に漏出する事故が発生しました。
事故からすでに1年2ヶ月が経過しようとしていた2011年4月には、処理剤(界面活性剤)などによる化学的な2次公害が、汚染域一帯の魚介類や湿地帯などの生態系を瀕死の状態に追いこんでいました。
当時、汚染域は実に北海道と東京を合わせた程の広範囲にまで及んでいました。これは、推定85,000k㎡ メキシコ湾のおよそ5%の面積に該当します。
そんな時、アラバマ州モービル市の要請を請けた化学者・水質学者であるBob博士から、プロトンインターナショナルの水質浄化装置の開発担当チームに声が掛かりました。そこで開発チームは、 初めて「水質浄化装置クリアGW」の初期型である「水質浄化システム イオナイザー “KRIA”」を持ってアメリカに渡ることになります。
アラバマ州オレンジビーチの一画にこの「水質浄化システム”KRIA”」を設置し、約4ヶ月生態系の回復を目的とした浄化試験が行われました。

メキシコ湾のおよそ5%(推定85000k㎡)北海道と東京を合わせた面積に広がった原油



当初は、「広大な水域にこんなに小さな装置1台ではムリだ」と信用されませんでしたが、日を追うごとにキレイになる海水を目にした現地の人たちは、驚きを隠せませんでした。 短期間で広範囲に広がった汚染海域を浄化し生態系を回復することができたのです。(30Km先の海域まで水質変化を確認) この実績により、「水質浄化システム”KRIA”」がアラバマ州はもちろん、アメリカ環境保護庁やアメリカ国防総省などから大変高い評価を得ることになったのです。

4ヶ月という短期間に汚染海域を浄化し生態系を回復でき、(30km先の海域まで水質変化を確認)アメリカ環境保護庁などから高い評価を得た。 原油を乳化させて海洋微生物にも分解をしてもらうことで、たった4ヶ月で再び綺麗な海に戻したことはあまり知られていないことです。